パチンコのみならずギャンブル依存症の父、私の過程は!?

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ギャンブル依存症による家庭崩壊

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幼馴染の友人は、とても明るく、優等生で客観的にみたら”天真爛漫”なクラスの人気者でした。学校では学級委員や役員を積極的に担当するようなタイプです。

 

そんな友人は誰にも言えない大きな悩みを抱えていました。彼女のお父さんはギャンブル依存症で、週末は必ずパチンコに出掛けて行きました。まだ幼い子供の誕生日であっても、パチンコに行ったら帰ってこないようなお父さんだったのです。

 

さらに、パチンコで莫大な借金も抱えており、彼女はお母さんがお父さんの愚痴をはくのを幼いころからずっとそばで聞いていました。しかし、彼女のお父さんは某有名な企業に勤める優秀なサラリーマン。近所からは幸せな家族だと思われていました。そのジレンマを紛らわせるために、彼女は学校で元気いっぱいの自分で過ごしていたのです。

 

小学校を卒業し、10年以上たったころ、彼女からその相談を受けました。彼女は未だにその問題を抱えていたのです。父親のギャンブル依存症は悪化。今ではパチンコのみならず、あらゆるギャンブルに手を出し、おそらく未だに借金もあるだろうとのこと。

 

また幼いころから仲の悪かった両親の不仲は悪化。父親はギャンブルだけでなく浮気もしており、毎週末は帰ってこなくなりました。家にいると母親の父親への愚痴がエスカレートし、自暴自棄になっている母親を見ているのもつらいそうです。

 

彼女は、両親ともの気持ちがわかるので何も言えず、原因はギャンブル依存症という病気にあるとはいえ、両親が互いに相手が悪いと思っているところに問題があると思っています。彼女は幼いころから、両親が明日離婚するのではないかという不安を抱えていたようですが、現在は両親が離婚できないのは自分がいるせいだと自分を責めています。両親の憎しみ合う様子を見ている方が離婚されるよりもつらいと感じているようです。ギャンブル、お金の問題は家庭を、そして子供を苦しめてしまうということを、親はもっと意識していなければならないと思いました。