家庭崩壊への近道
最近のパチンコ業界のCM。
地域に根ざしたとか清々しい優しい笑みを浮かべたお姉さんが・・・
いったい何のCMだろうかと見ていると最後にパチンコ店の名前。
実際はそんな世界ではない。
今は禁煙とか女性専用とかあるお店もあるようだけど、ちょっと前のイメージではタバコの煙で真っ白、匂いも酷い。
それでもパチンコ好きの主婦はいるものだ。
それにパチプロと呼ばれる方々がいて素人がそうそう勝てるはずもなくほとんどが負けている。
タバコを余裕で吸っている人、つけては苛立つように山になった灰皿に突っ込んでる人。
たまに勝つとまた勝つ気がして一日稼いだお金の何倍も吸い込まれていく。
借金の始まりでもある。
近所のママも毎日のようにいっている。
夫も子もいる主婦である。
たまに子どもが家の外でポツンと待っている姿はとても悲しい。主婦としてはいかがなものだろう。
いくらお洒落で綺麗な見た目になった所で賭博場には変わりはない。
そこには借金はつきものだ。
子どもを炎天下の車の中に置き去りにする悲しい事件は一向になくならない。
パチンコ店も対策としてキッズルームとか保育士さんを置いていたりと努力はしているのだろうけど、そこに預けてまで夫婦で一日中パチンコとはやはり賭け事は魔物だ。
主婦がパチンコで借金なんてのはいかがなものだろう。
知り合いにもいたが夫がパチンコにはまりサラ金に手を出し普通のサラリーマンである収入の何倍もの借金、夫婦喧嘩、そして離婚、そう家庭崩壊。
その間そんなに時間はかからなかった。
特にため息が出るのは連休に朝から駐車場に車がいっぱい止まっている風景。
独身とかならわかるが家庭を持ってる夫が家族サービスすることなく一日中台に向かっている姿を想像するだけでぞっとする。